シャルテ・シュル・ロワール(仏)
今年(2012年)6月にロワールの畔(ほとり)に訪ねました。
ロマネスク美術の権威、エミール・マールはこのロマネスクについて
クリュニー系修道院の中でも素晴らしいものの一つと言っているが、
残念ながら、かなり壊れてしまっている。
11世紀に建造され、1107年に献堂された見事な建築である。
(タンパン)
(タンパンの下の楣まぐさ部分)
「告知」、「訪問」、「降誕」などを表している。
フォションは「降誕」の部分を説明して次のように述べています。
「聖母の寝台の上にのった牡牛と驢馬が嬰児イエスを息であたためて
いる。動物特有の優しさを示すみごとな驢馬である」と。感動的なシーン
である。
(祭室部分)
11世紀以降、ここの修道院は多くの巡礼者で賑わったという。
今は一地方都市に過ぎないが残された建物を見ると往年の賑わいが
想像される。
2012-12-26 10:36
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コメント(3)
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uminokajin様
めもてる様
niceありがとうございます。
by yoku (2012-12-30 04:11)
こちらも素敵ですね。
どの記事を拝見しても、ため息がでます。
今年も沢山、目の保養と心の休憩をさせて頂きました。
ありがとうございました。
来年も楽しみにしております。
by ポリフォニー (2012-12-30 20:16)
ポリフォニー様
こちらこそありがとうございました。
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します。
by yoku (2013-01-05 12:55)