SSブログ


  

 

サン・ピエール聖堂 ①(オルネー・仏)



    昨年夏、スペインのコンポステラへの巡礼路にあったオルネーを再訪
  しました。
       まず見えてくるのは、正面    

   DSC_0642.JPG

     (サン・ピエール聖堂西正面)

  DSC_0588.JPG

   (中央扉口の賢い乙女と愚かな乙女 美徳と悪徳の彫刻)
    上段のキリストを中心に右側に賢い乙女(ランプが灯っている、
  左に愚かな乙女(眠ったり?ランプが逆にあったり)、、、、
 
         この主題についてフォションは

   「フランス西部の諸地方では、ラテン語キリスト教文学の
   古い詩であるプルデンティウスのプシコマキアが石の
   浮彫の上に復活し、美徳と悪徳の義人像の形をかりて、
   人間の魂のあくことなき争いを表現した。これらの擬人像は
   さらに賢き乙女と愚かな乙女たちによって補足された」(注)
   と語っている。
   

  DSC_0619.JPG
        (聖ペトロの倒立した磔刑像)

  DSC_0623.JPG
      (栄光のキリストを中心に聖ペトロとパウロ)

  DSC_0583.JPG

   糸杉、墓地とロマネスクを象徴するようなものに囲まれた
   サン・ピエール聖堂

       正面の彫刻などを鑑賞した後、南扉口に向かいました。
    (次に続きます)
  (注:ロマネスク彫刻・アンリ・フォション 中央公論社)


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0


ヨーロッパ中世ブラブラ歩記 (本館)

P9211377.JPG

<

     ユダの接吻 
 P7283927.JPG 
 ヴィック(ベリーロマネスク)  
 
 なんとも迫真的な絵である、、、
   

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。