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サン・ペラ・ダ・ガリガンツ Sant Pere de Galligants① (ジロナ・スペイン)

   
       この元修道院の鐘塔の姿は優美なものだった。
      カタルーニアの各地には、似たような鐘塔が見られるが
      最も印象的な鐘塔の一つではないだろうか。
     

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                           (Sant Pere de Galligants 12C)

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          この浮彫についてロマネスクの碩学,柳宗玄氏は聖樹が上の画像
        (十字架、キリストの象徴)と合体して古来の聖樹信仰を
        示していると説明されています。


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     この鳥、左(鷲?),牡牛、中上?の思考はオリエント(古代アッシリア?)から
     来たのか。謎は尽きない。
      


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         入り口付近の浮き彫りは興味深い。圧倒的な存在感がある。
         組み紐的な文様はどこから来たのか?東(アジア・オリエント)か
        北(ケルト)か興味深いテーマである。
        
       内部は次回に。

       (参考:ケルト装飾的思考 鶴岡真弓 ちくま学芸文庫 
        ロマネスクの図像学 エミール・マール図書刊行会)

  
 


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コメント 2

アヨアン・イゴカー

これらの浮き彫りは、かなり素朴な彫りで、アジアやケルトにも通じるものを感じます。或いはアフリカやニューギニアなどの原始芸術のようなものにも。
こういう彫刻も独特の味わいがあって好きです。
by アヨアン・イゴカー (2015-05-06 12:18) 

yoku

アヨアン・イゴカー様
確かにこれらのロマネスク芸術はいろいろな所
(東方、ケルトなど)の影響が考えられます。
言われていますようにその素朴感は私も関心が
ある、アフリカ、ニューギニアの美術にも通じてい
るようなところもあります。
by yoku (2015-05-07 05:20) 

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ヨーロッパ中世ブラブラ歩記 (本館)

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     ユダの接吻 
 P7283927.JPG 
 ヴィック(ベリーロマネスク)  
 
 なんとも迫真的な絵である、、、
   

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