ロマネスクはカロリング王朝の芸術あるいはルネサンスの芸術のように貴族的な芸術、豪奢な芸術ではなく、民衆の芸術であるからこそ実利的な芸術である。-フィリップ・ボーサン
フランス・ブルゴーニュのクリュニー近くの小さな村(Massy)で まるで掌中の珠といった趣の小さなロマネスクに出会いました。 (サン・ドニ教会堂 11世紀) この教会堂は窓も少なく何の装飾も見られない このロンパルディアの香りのする塔に何か愛着を覚えました この洗礼盤の下部に素朴な文様が見られます
「ロマネスク様式とは、カロリンガ朝ルネサンス時代のそれにつづいて登場した様式である。ロマネスク美術は地方に分散した美術であり、諸地方の個性に応じてそれぞれ異なった様式が形成されたこれらの地方様式のもっとも美しい表われが、まさにロマネスクの美術だったのである」 (ルイ・ブレイエ)
ログインすると自身のブログで本ブログを紹介できます
ヨーロッパ中世ブラブラ歩記 (本館)<
このブログの更新情報が届きます
ユダの接吻 ヴィック(ベリーロマネスク) なんとも迫真的な絵である、、、
ロマネスクの世界へようこそ! 「中世の彫刻は当時の世界 を写す映像なのであり、 それも全ての被造物ばかり ではなく、一つの社会、一定 の方式に従って生活し、感じ、 思索することの全体を反映し ているのである」 (アンリ・フォション)
ル・ドラ聖堂(リムザン・ロマネスク) イスラムの影響を受けた最も美しい ロマネスクの入り口の一つ。
ソリニヤックの円蓋 「簡潔さは極まって、厳しい線の純正さとともに、建材のあたたかさがほとんど唯一の許された装飾である、、、」(フィリップ・ボーサン)
(上記写真 記事写真含む、はすべてyoku撮影) all rights rereserved
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0